米コロナ1日当たり感染者数、初の9万人超え 中西部などで流行悪化
AFP=時事】米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の集計によると、米国の新型コロナウイルスの新規感染者数は、米東部時間29日午後8時半(日本時間30日午前9時半)までの24時間で9万1295人となり、過去最多を更新した。1日当たりの感染者数が9万人を超えるのは初めて。 【図解】新型コロナ 米国の感染動向 直近24時間の死者数は1021人だった。パンデミック(世界的な大流行)開始以降の累計感染者数は894万人、累計の死者数は22万8625人となり、いずれも世界最多だ。 米国では10月半ば以降、新型コロナ感染が再拡大しており、特に中西部で流行が急速な広がりを見せている。 大統領選が5日後に迫る中、民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領はドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の新型コロナ危機対応を重点的に批判している。【翻訳編集】 AFPBB News
中韓など9カ国・地域の危険度をレベル2に引き下げ=茂木外相
[東京 30日 ロイター] - 茂木敏充外相は30日の閣議後会見で、中国や韓国など9カ国・地域について、新型コロナウイルス感染症危険情報を現在の「レベル3(渡航中止勧告)」から「レベル2(不要不急の渡航はやめてください)」に引き下げると明らかにした。 茂木外相は「現在も欧米や南アジアでは感染が拡大しているが、一方で状況が落ち着きつつある国・地域も出てきている」と指摘。各地の感染状況、移動制限の緩和、ビジネス需要などを踏まえ、危険度の引き下げを決めたと説明した。他の引き下げ対象の国・地域は、オーストラリア、シンガポール、タイ、台湾、ニュージーランド、ブルネイ、ベトナム。 一方、ミャンマー、ヨルダンについては、感染が急速に拡大しているため危険度をレベル2からレベル3に引き上げた。
【映像】ハワイ島コナ上空にUFOか? 夜空を音もなく移動する光点
ハワイ島西部カイル・コナで10月24日午後8時50分頃、夜空を移動する複数の光の点が目撃された。 ビデオを撮影した男性によると、動く光の点が航空機ではないことに間違いはなく、頭上を通過した前後に爆音のような音は聞こえなかったという。 国立UFO(未確認飛行物体)レポート・センターによると、UFOの目撃情報は、新型コロナウイルスの感染拡大期に急増し、「地球外生命体との遭遇」は昨年に比べて、これまでに約51%増えているという。 米国防総省は今年の8月、海軍省内にUFOなどの情報収集や分析を行う特別組織「未確認航空現象タスクフォース」を設置したが、この時2007年~2012年まで極秘にUFO調査を行っていた事実を公に認めた。 (アメリカ、コナ、10月30日、映像:SWNS/アフロ)
「鬼滅の刃」で日本の映画館に活気 大人気の理由は
イヴェット・タン、BBCニュース 新型コロナウイルスのパンデミックのため、世界中で映画館が閉鎖して空になっている。しかし日本では、たった1本の映画が観客を呼び戻し、大きな話題となっている。 「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、主人公の少年が鬼を退治する物語。公開から10日間で興行収入100億円を達成し、邦画としては最速を記録。これまでの最速記録は、国際的にも有名なスタジオジブリの「千と千尋の神隠し」で、25日間で100億円を達成していた。 「鬼滅の刃」の主人公はヒーローだが、映画も日本の映画業界にとってヒーローとなったわけだ。中には「鬼滅の刃」を1日に40回以上、上映した映画館もあるという。 日本では現在、新型ウイルスの感染者がまたしても徐々に増えている。29日には、東京で200人以上の新規感染が報告された。 感染リスクは残るが、それでも多くの日本人がこの映画を見るために映画館へ向かった。なぜなのだろう。 ■どんな映画? 映画「鬼滅の刃」は、同名の漫画が原作。主人公の少年は家族をほぼ皆殺しにされ、妹が鬼になってしまったことをきっかけに、鬼を退治する「鬼殺隊」の一員になる。 映画では、主人公と仲間たちが乗り込んだ列車の中での戦いが描かれている。
アメリカ、1日あたりの新型コロナ感染者数が過去最多の8万8452人に ── 大統領選の激戦州で感染が拡大
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないアメリカでは10月29日(現地時間)、9万人近い新規感染者が報告され、1日あたりの感染者数としては最多記録を更新した。トランプ大統領は新型コロナウイルスとの戦いについて、状況は「好転しつつある」と強調しているが、10月は新型コロナウイルスに感染して入院する患者の数もこれまでで最も多くなっている。 Covid Tracking Projectによると、29日は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡者数も1000人を超えた。1日あたりの死亡者数が1000人を超えるのは、今週2度目。この日は8万8452人の感染が新たに確認され、現在、4万6000人以上が入院している。これは、新型コロナウイルスの感染拡大が制御されていないこと、新規感染者数の増加は単に検査数が増えたためではないことを示している。 事実、1週間の平均検査陽性率は6.3%で、前の月の4.5%から上昇している。 ワシントン・ポストによると、新型コロナウイルスの感染拡大は特に2020年の大統領選の結果を左右する、いわゆる"激戦州"で顕著だ。 「クック・ポリティカル・レポートが"接戦"と見なしている13の州で、1日あたりの平均新規感染者数(週間)は過去2週間で45%増えた」と同紙は報じている。ペンシルベニア州、オハイオ州、ミシガン州では、53%以上増えた。